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鎌倉二日目 「さらば鎌倉」

2006.11.26 | Category 旅行記::鎌倉

お久しぶりの鎌倉旅行記第6回にして最終回です。
感動シーンはございません(えー)
最終回は増量版でお届けです。や、一気に書いただけなんですけども。
分割する必要もないですし。
時間がたっていろいろ記憶が上書きされていますが、なんとか記憶を掘り返していきます。

江ノ島に行った飛良さんは結局約束の時間から遅れて鎌倉駅に到着。
これなら素直に鎌倉駅周辺を観光していたほうがよかっただろうな。
コインロッカーはほとんど埋まっていましたが、運良く空いていたところがあったので荷物を押し込むことに成功。
慌てていたので荷物を押し込むときに指に思いっきりぶつけて青あざをこさえる。ぎゃー。
つくづく無駄な動きが多すぎるんですこの人。
これは治るのに時間がかかるだろうなーと思っていたのですが、帰宅してすぐにバンテリンを塗ったら翌日にはあっさり治っていました。
回復が早くて逆に怖い。
ロッカーに荷物を押し込んで昨日落ち合ったところまで急ぎます。
あ、深海さん発見。よかった、生きてた!
昨日のあの調子では今日は本当にやばいと思ってました。
私がその原因を作ったんですけど。
本当に最低だなお前!
先についていた深海さんは飛良さんの遅刻を許してくださいました。
お土産に江ノ島神社のお守りを差し上げたのが良かったのだろうか。
江ノ島の神さまありがとう!
お疲れのところお待たせして本当にすみませんでした。

じゃあ今日は長谷へ大仏を見に行って時間があったら鎌倉宮に行きましょうかーということに。
日曜だから道が渋滞気味でした。皆考えることは一緒だな。電車に乗っているときも道が混んでいてうへえとなったからなあ。
バスに揺られて大仏前に到着。
「大仏前に噂の武器屋があるそうです」
「えーと、どのあたり……」
あ っ た 。
「本当にまん前ですね!」
「まさかここまで堂々と前にあるとは!」
深海さんと一緒に感心する。
いや、本当に前。バス停に下りたところで見えました。
胡散臭い(失礼)富士山の看板が目印なので誰でも一瞬でわかります。
土産物屋にもってこいの場所で武器のレプリカを売る店。
鎌倉は奥深い土地だ。深いのは懐なのか?
まあとりあえず先に大仏を見ることに。

アップロードファイル 98-1.jpg

昔はちゃんと大仏殿があったそうですが、倒壊してしまい今は大仏が野ざらしになっています。
写真では大きさが伝わらないのが残念ですね。
私の腕がよくないのもありますが。
20円を払うと大仏の胎内に入れます。
狭くて人がすれ違うのもやっとですが、金属の継ぎ目がよく見えて面白かったです。
それから境内をぶらっとします。

アップロードファイル 98-2.jpg

裏にあった建物の軒のかわらが面白いなー無学ゆえになんていうのか知りませんが。
あと、鎌倉の寺はなんとなく中国風な気がするなあと一人でぶつぶついっていたのですが、静岡県にある宝林寺に行ったことが印象に強く残っていたのが原因です。
その宝林寺となんとなく似ているような気がしただけなんですが。
宝林寺は黄檗宗(おうばくしゅう・禅宗の一派)のお寺で、建物が中国風でよかったです。ちらっと調べてみたら明朝の様式だそうで。
鎌倉のお寺を調べてみたら宋の様式だそうだから、当たらずとも遠からずというところでしょうか。
あと、大きなわらじがありました。
個人的にはこれが気になったり。
大きなわらじがあるところには大体だいだらぼっちの言い伝えがあり、だいだらぼっちの言い伝えはタタラ製鉄と関係があるということを思い出したり。
確かにこれだけ大きな金属性の大仏を作るにはちゃんとした技術者がいないとできないよなー刀鍛冶もいたに違いないだろうしなーとなんとなく納得しつつ、面白く見てきました。
製鉄技術は武器製造のためにも重要視されていたらしいです。

大仏見学のあとは例の武器屋に行ってみました。
ジャポニズムを前面に出したTシャツや鎌倉彫、キーホルダーなどお決まりのみやげ物が並ぶ中に武器のレプリカが違和感なく存在していてすんごい胡散臭い(褒め言葉)
うわあ。なんだこの異世界。
「エクスカリバーは絶対見たいです。できれば手ごろなサイズのがほしい!」と燃える深海さん。
飛良さん、でも実物を見た人なんていないからエクスカリバーがどういう形をしていたかなんてわかりませんよねという突っ込みはできませんでした。
2000円くらいで買えるサイズのもありましたが、もう一回り小さいサイズのがほしいと店内をうろうろ。
日本刀のペーパーナイフを発見。
「侍はどうでもいいです。忍者がいればいいです」と忍刀だと思われるほうに興味を示しながら熱く語る深海さんに漢の生き様を見る。
飛良さんは刀はわりとなんでもいい人です(誰も聞いていない)
勢いだけで飛良さんもちっさい日本刀ペーパーナイフを購入。ついでに手裏剣も勢いだけで購入。
日本刀ペーパーナイフの刀身に「CHAINA」と書いてあったのはこの際見なかったことにする。
後日談になりますが、家に帰ってから正気に戻って「雛人形にこういう刀ついてたじゃん」と飛良さんは気がつきました。
ペーパーナイフなんだから会社で使ってもいいよなこれ本来はみやげ物なんだしとどうしようもないことを考えている。
西洋剣タイプのもあればよかったのですが、2000円サイズのが最小とのこと。
「もっと大きいのはたくさんありますよ」とお店の奥様は笑顔で言って下さいましたが、そんなの持って新幹線に乗ったら不審人物として捕まりますって(えがお)
自家用車で来ている人ならともかく、そうではない人はどうやって持って帰るんだろう。なによりかさばるよなあ。
やはり宅配便ですかねと話しながらみやげ物屋を出ました。
話のネタとしていっておくのもよさげです。

いい時間になったので昼食をとることに。
食べるところはいろいろありますが、なんというかこう、ぴんと来るものがなかったのでその辺をうろうろ。
結果、お好み焼きを食べることに。
お好み焼きともんじゃ焼きを頼んだのですが、深海さんはもんじゃ焼きはあまり食べないご様子。
え、そうなんですか?
関東の人はすべてもんじゃマスターだと信じていた飛良さんはショックを受ける。
夢がひとつ破れました(いつもながらろくでもない夢ばかりを抱えている人)
えーともんじゃ焼きって粉を出汁でといたゆるゆるの液体なので、野菜で土手を作って液が広がらないようにするんじゃなかったっけな? とか思いつつ、だばーと鉄板の上に液を流す。
あわわわわ大洪水だ失敗した!
鉄板から流れ出さないようにへらで必死こいてかき集めつつ、よい感じになってきたところでもしゃもしゃ食べる。
もんじゃは小さいへらで食べるのがマナーだと信じていたのですが、深海さんは普通に箸で食べていたので飛良さんも箸で食べる。
夢がひとつ破れ(略)
ですが飛良さんは箸の使い方も下手くそなのでこてだと絶対ぼろぼろこぼすのが目に見えていたので箸を使えて安心しました。
もんじゃおいしかったです。もっと微妙な味わいのものかと思っていました。
それからお好み焼きがきたので鉄板で焼く。
「そろそろ焼けましたかね? 別に野菜だから多少生焼けでも平気だとは思いますけど」
「しっかり焼かないとおなか壊しますよ」
「え、壊すんですかおなか!」
「小麦粉は生だと壊しますよー」
「ええええ! 初耳だ……」
地方による食文化の違いを思い知りました。
飛良さんの嗜好がおかしいだけというのが有力かもしれませんが。
「生焼けはいやじゃないですか。ホットケーキを焼く前のタネとか」
「ホットケーキはあの焼く前の状態がおいしいです」
「えー!」
しっかり焼きたい派の深海さんと、とりあえず食べれればなんとかなる派の飛良さん。
深海さんに引かれると思って黙っていましたが、飛良さんは乾燥タイプのそうめんをゆでる間にゆでる前のめんをちょっととっておいてぽりぽり食べている生き物です。
塩がきいていてあれは癖になる。
味噌煮込みきしめんもちょっと生煮えのところがあるのがおいしいような気がする。
スパゲッティもゆでる前のをぽりぽり食べたこともありましたが、あれは味がしなくてあんまりおいしくなかったので食べません。
そんなことを言っている間にお好み焼きはちゃんと焼けていました。
おいしかったです。
いくら飛良さんでも生焼けのお好み焼きよりはちゃんと火が通ったお好み焼きのが好きですよ。
生焼けでも食べられないことはないからいいかって大雑把なだけで。

おなかもふくれたところで長谷寺へ。
こちらも観光名所として有名ですが、今回行ったところの中では一番観光化されていたような印象がありました。
本堂は近代的な建物になっちゃってたしねえ。
そういうのが悪いというわけではなく、お寺を維持していくのも大変でしょうし(深海さんが言っていた坊主ぼろもうけが忘れられませんが・笑)生き残るための手段としては間違っていないと思いますけども。
だけどきれいすぎて物足りないというか。うーん。
古びたものを求めるとがっかりするかもです。
ここでは黄色い彼岸花が咲いていました。
もう少し早い時期だったらきっと彼岸花が満開だったんだろうなあ。
彼岸花も品種改良されていろいろな種類があるそうで。

アップロードファイル 98-4.jpg

絵になる景色が多いのでごつい一眼レフのカメラを持った人はここだけではなく鎌倉のいろいろなところで見かけました。
通路など狭いところでは三脚の使用禁止になっているところもちらほらと。
弁天様を祀った石窟があり、そこでろうそくをあげました。
飛良さんは寺社仏閣で胎内くぐりや、かわらけ投げとかなんでもやりたがる人なので。
いや、お金は納めなければなりませんが、やっていいっていうならやってみたいんだよ!
弁天窟には商売の神さまや勉学の神さま、財宝の神さまなど清清しいくらい現世利益の神さまばかりでした。
「縁結びの神さま大人気だー」
「ここだけ異様にろうそくの数が多いですね」
ろうそくの数でどんなお願いが多いのか傾向がなんとなくわかりますが、縁結びの神様はろうそくがあふれんばかりに立ってました。ぶっちぎりで一番。
日本って平和だなー
逆に衣服の神さまや穀物の神さまにはろうそくがなく、現代は豊かだなとしみじみ感じました。
昔は衣服や食べ物に事欠く有様だったんだよなあ。
他にも弁天人形を納めるところではいいポジションをとるかでご利益が違ってくるといわんばかりに皆様いろいろなところにおいてました。
弁天様の頭のとがったところとか(一体しか置けない)

長谷寺も見終わりましたが、鎌倉宮に行くのには時間が足りなかったので今回は見送りました。
護良親王は後醍醐天皇の息子で延暦寺に入り天台座主(延暦寺の住職)になりましたが、還俗して征夷大将軍になり鎌倉幕府滅亡のときに活躍をしたものの、後醍醐天皇と対立して殺されてしまった人です。
鎌倉宮はその護良親王が幽閉された土牢があり、殺されたところだそうで。
神社が建てられたのは明治時代になりますが。
深海さんは護良親王に興味はないそうですが、面白いんだよーと暑苦しくアピールしてきました。
歴史は好きですが知識はぺらぺらですのでまたこつこつと本を読んでいきたです。
ちなみに飛良さんが中世史や南北朝って面白いなと目覚めたのは森茂暁氏や網野善彦氏の著作から。

鎌倉駅に戻ってお土産に鳩サブレを買い、深海さんが食べたがっていたソフトクリームは残念ながらありませんでしたので(あんなに人が多ければソフトクリームは立派な凶器になりそうだ)麦田もちを食べる。
粉が飛ぶから気をつけてくださいと渡されるときに言われてはーいと気軽にうなずいた飛良さんはお約束通り腕を粉まみれにしました
わー本当に飛びやすいなこれ!
上着が黒かったのでなおさら目立って仕方なかったです。
でも麦田もちはおいしかったです。
大人になると和食や和菓子のおいしさがわかるようになりますな。
あとは乗り換えの駅で深海さんとまったりお茶を飲んでしばらく話したあとでお別れしました。
2日間ご迷惑をおかけしました。
自分のペースに他人を巻き込んだまま引きずり回す性質の悪い生き物ですみません。五体投地!
またこちらに来るときは声をかけてくださいとありがたくもお優しい言葉をかけてくださいましたが、この人本気にしますから。冗談が通じませんから。
やばいと思ったら超逃げてください。
帰りはこれといった問題もなく、無事に帰って来れました。
電車に揺られていたら季節外れの花火が上がっていて、なんとなく得した気分に。
行きがありすぎただけなんだけどな!(笑)
他にもいろいろ行きたいところはありましたし、時間の都合で駆け足で通り過ぎてしまったのでまたじっくり行ってみたい場所です。

21:37

鎌倉二日目 「江ノ島奇行」

2006.11.07 | Category 旅行記::鎌倉

間が開きましたが鎌倉旅行記えーと何回だ。第5回か。
飛良さん、B型にあまり見られない人間なのですがB型ですねと深海さんにあっさり認められて複雑でした。
普段外までは猫をかぶってたといえばかぶってたんですけどね。内弁慶ですので。
それが最近つくろうことすらしなくなりつつありますが。
あとですね、今までもなにか起きても最終的にはなんとかなってしまっているので、私は運が強いな!と自慢していたら「あのね、飛良さん。本当に運がいい人はそういう目に会わないんだよ」と小さい子を諭すように言われてそれもそうか!と納得しましたがやはり私は運がいいと思います(えー)
でっかい不運がどかんと来るよりしょうもない不運がちょこちょこ起きるほうがいいと思いますけども。
でもおかげさまで旅先での突発的な問題にも慣れてきました。慌てなくてすむようになったよ。
そんな余談はこれくらいにして、やっとこさ2日目です。

さすがに疲れが出たのか胃腸の調子が悪く、朝食はホテルでもそもそと喉に押し込むようにすませました。
常備薬を持ってこようと思ったのですが、ピルケースが見つからなかったので持って行かなかったのが失敗ですね。まあいいか。
深海さんと合流するまで時間があるのでどこに行こうか迷ったのですが、江ノ島に決めました。
最初は行く予定はなかったのですが、海が見たくなったので。
行き当たりばったりなのが飛良さんの生き様です。
せっかくなので江ノ電に乗ることにしました。
うん、普通の電車だ。
なぜか路面電車だと思い込んでいたんですよね。
自分でもそう思い込んでしまった理由がわからないのですが。
あ、住宅のすぐ近くを走っているのには驚きました。騒音は大丈夫なのかなあ。
そうこうしているうちに江ノ島駅に着いたのでコインロッカーに荷物を放り込んで、適当に人が流れている方向に言ってみることにしました。
ガイドブック持っているくせに開きもしなかったですよ。
結果は勘が当たっていたので問題はなかったです。
てこてこと20分くらい歩くと海岸の近くにでました。
海! 島!

アップロードファイル 88-1.jpg

お宮参りに行ってみます。
しかし時間が足りないので階段を駆け上ったり駆け下りたりすることに。
島だから平地がなくてですね!
ところどころ上りのエスカレーターがありましたが、有料でした。
飛良さんはそんな外道なことはしない! そんなのだから身体がなまるのだ!
と、わけのわからない意地の張り方をしたので使いませんでした。
降りるエスカレーターもなかったですしね。
一人だったからよかったものの、誰かと一緒だったら絶対ひんしゅくを買ったと思います。
というか私もちょこちょこ走り回っていたことしか思い出せません。

アップロードファイル 88-2.jpg

景色がすごかったです。

アップロードファイル 88-3.jpg

江ノ島もあちこちにいろいろ面白そうなものがありました。
時間があったらじっくりみてみたいところです。
民宿もあるので泊まるのもいいかもしれないと思いつつ。
結局奥津宮までしかいけませんでした。
それでも時間がぎりぎりどころか遅刻しました(最低)
岩屋も見たかったのですが、これはまたいつか来るときに楽しみにします。

22:20

鎌倉一日目 「修行の成果を見せてやる」

2006.10.28 | Category 旅行記::鎌倉

ようやく折り返し地点が見えてきました鎌倉旅行記第4回。
最初は4回ぐらいで終了の予定だったのですが。
そういえばまったくお断りしていなかったのですが、この旅行記は飛良さんの偏見と思い込みのみしか書いてありません。
あと、いつ深海さんからダメだしされるかと毎回ドキドキしています。
ある非難の断りもなく一部削除されていたり改定されていたときはお察しください

アップロードファイル 79-1.jpg

建長寺へ到着。
時間が結構おしていましたが、なんとか時間に間に合いました。
終了時間が来たら「はーい今日は終わりだから出てねー」と出されることもなく、他の観光客も待ったりしているのでこちらも安心してまったり見ることに。
ここも大きなお寺ですね。横は学校でした。
帰ってきてからちらっと調べてみたら、もともと処刑場だったそうです。うわあ。
これまたどうでもいい余談ですが、ばあさん家の近くに石塔がありまして。
長らくそれがどんな由来を持つものなのか疑問だったのですが、たまたまそのばあさん家の近くに住んでいるじいさんに話を聞く機会があったので聞いてみたら「あそこには首切り役人が住んでいてなー、その供養塔だ」と答えが返ってきました。
へええ、そんなものだったのかとその時は納得して終わりました。
後日また機会があったので聞いてみたら「わしゃ首切り役人だなんて言っとらん! あれは昔このあたりで戦があってもんだからそれの供養塔だ!」とかたくなに否定なさる。
どうしよう、このじいさん耄碌しちゃってるよ
わしゃ耄碌しとらんとか言ってるけどそれ絶対間違ってるって。
とりあえずなにかの供養をしているみたいではありますが。
ばあさんに聞いたらあのおじいさんは何年か前に高熱が出て以来あの調子だそうで、いまだに謎は解けません。
しかし鎌倉、ぱらぱらとガイドブックを見ていたときも思ったのですが、結構血生臭い由来のある場所が目に付きますね。
鎌倉宮、北条高時腹切りやぐら、化粧坂、太刀洗い。
武士の仕事は戦であり、武士の都ともなるとどうしてもそんなものなんだろうなあ。

アップロードファイル 79-2.jpg

ぶらぶらと境内を散策し、庭を眺めながらのんびりしました。
こういう空気は和みます。
法堂の中が公開されていたので見てみる。
広々としていて、天井画の龍が大きくて迫力があります。
大きな仏像の前に苦行中の釈迦の像がありました。
写実的な像なので仏像とは違うのかなあと思って解説を読んでみたところ、2005年に開催された愛知万博のパキスタン館で展示されいたレプリカであり、万博が閉幕した後は建長寺に寄贈されたとのことでした。
あー、だったら私これ見たことあるな! あんまり記憶に残っていないんですけども、アジア関係の外国館はほとんど回ったのでおそらく間違いないかと。
こんなところでまた見るとは思いませんでした。
昔の雑記のログをあさってみたら万博に行った感想が残っていました。
パキスタン館もちゃんと行っていますね。
この像のことは「公園のオブジェみたいな扱いだった」と罰当たりなことが書いてありました。なにこのやる気のない感想。お前と言う奴は!
他には「パキスタン館はみやげ物と食い物ばかりだった」「ナンを食べたが入っていた肉はなんだったんだろう。豚ではないと思う。肉にくせがある」とどうでもいいことしか書いてありませんでした。

奥もありそうだったので時間も時間なのでどうしようかと迷いましたが、せっかくここまで来たのだから見てみましょうかと奥まで行ってみることに。
途中「神雷戦士の像」なるものを発見。
お寺にはそぐわない言葉の響きが妙に飛良さんのツボにはまってしまい、「神雷戦士ってなんだろうな、めちゃくちゃ強そうだな!」とわあわあ騒いでいたのですが、建長寺には特攻した神雷部隊の碑があるそうです。
そうか、そんなものだったとは。やはりお寺で騒ぐのは不謹慎ですよね。反省しました。
反省したくせに罰当たりなことを書くのはやめないんだ
さらに奥にいくと電線にリスらしき生き物が走っていきました。
写真は撮り損ねる。残念。
うわーすげー。住宅が多くても緑が豊かだから動物もいるんだな。
奥には半僧坊と回春院があるそうなので、とりあえず目に付いた道のほうへ行ってみました。
階段があるので登ります。登ります。登ります。
思ったより長いなこの階段
最初は余裕かましていましたが、途中で息切れしました。
一日歩いていたので足も疲れているところでとどめを刺された気分です。これは来るな筋肉痛が。
夕暮れが迫ってきており、薄暗い中よたよた階段を登る。
途中で引き返すのは癪なので登りきってやると意地になる飛良さん。付き合わされるかわいそうな深海さん。
お前一回ぐらい深海さんに殴られてこい。
しかし、ちゃんとした階段になってるならまだいいです。
熊野の神倉神社の階段は急な斜面の岩場みたいで一緒に行った友人と思わず呆然と「ここ登るの?」と見上げましたから。
ここも石碑がたくさんあるのでじっくり見れたら面白いなあと思いつつ、土壁に埋まった石碑を写していたら外国の方に笑われました。好意的な笑いだったので、日本人らしくこちらも照れ笑いしてごまかしました。

アップロードファイル 79-3.jpg

ようやく開けたところにでると烏天狗の像がたくさんあります。
これなんでなんだろう。
今回は下調べをほとんどしないまま来たのでさっぱりわからないことだらけです。
ようやく登りきって半僧坊に着き、見晴らしのいいところに出ると相模湾が見えました。

アップロードファイル 79-4.jpg

いい眺めでした。すげー。海がこんなに近かったとは。
休憩もかねてしばらく景色を楽しむことに、というより疲れたのでちょっと休まないともう無理。
虚脱状態に陥って深海さんも飛良さんもしばらく無言。
それでも飛良さんはさっさと元の調子に戻ってしまい、石の柵に彫られた名前を見ながらこれなんでしょうねとお疲れの深海さんに話しかける。
うざいからやめろ。
十分に休憩したのでその辺をちょっと見てから戻ります。
半僧坊の裏はやぐらのように掘ってあるようでした。そこが本殿なのかも。
ハイキングコースもあるみたいでしたが、さすがにそこまで行くのはいくらなんでも無理でした。
階段をてこてこ降りようとしたら深海さんが手すりに近寄り、「すみません、階段下りるのが苦手で」とおっしゃるのでうっかり深海さんにときめいた(黙れ)
こんなことを言ったらドン引きだとその場では何も言わなかったのですが、こうしてばらしてるあたりまったくもって意味がない。
「気付かなくてすみません。こちらどうぞー」とにこにこしながら手すり側を譲りました。
きもいからやめろ。

アップロードファイル 79-5.jpg

階段を下りてからもう一方の回春院へ。
飛良さんがついに撮ってはまずいものを撮ってしまったのではなく、煙がうつっているだけです。
煙があるけどいいか、撮らしてもらおうと撮影したら、予想外にいいものになったので深海さんと二人で吹いた。
もう片づけをしていましたが、その場にいた方に見ていってもいいですかと尋ねたところ快くどうぞと了承していただけました。わーいわーい。
ちょっと表を見させていただき、帰るときに先ほどの方がヤギを引っ張っていました。
ヤギでかいなー。身体大きい分、力も強く引っ張るのにも一苦労のようです。
世話は大変ですかと聞いたらそうでもないとのこと。
でも今まさに大変そうでした。

走行しているうちに日も暮れていい時間になったので飛良さん、荷物を件の開かなくなったケースをコインロッカーから出して移動。
「これが開かなくなったんですか? 見た目は結構よさそうですが」
「そうなんですよ。気に入ってはいるんですが、開かないのが致命的です
鎌倉駅周辺のホテルは高かったので、電車で少しいったところにあるビジネスホテルに泊まりました。
とりあえず先にチェックインだけさせていただいて、そういや連絡がなかったなと買った店に再び電話。
「すみません。朝、鍵が開かなくなって電話したものですが」
「あ! お電話待っていました!」
「ええと、どうでしょう」
「やはり間違った数字に鍵が設定されてしまったようです。ですから、一個一個数字を変えていって開くまで試してみてください
「……は?」
つまり、数字のすべての組み合わせをやってみろということですか?
何通りか計算しようとして飛良さん、計算が面倒になってすぐやめる。
それでもとんでもない数字になることがわかって気が遠くなる。
「鍵の番号をセットしなおすことはできないんでしょうか」
「それがセットしなおすには元の番号がわからないとできないんですよ」
まあそう簡単に番号を変えられるようではそれはそれで困りものだ。鍵の役に立たない。
友人にこの話をしたら「じゃあ全部試せば誰でも開けられるってことだよね」という身も蓋もない突っ込みも印象的でしたが。
そんなに気の長いことをするならケースを盗むより強盗をしたほうが手っ取り早いと思います。
「では、ペンチなんかで金具を切って無理やり開けた場合、修理費はいくらぐらいになるかわかりますか?」
「うーん……確認していないのでわかりませんが、新しいものを買いなおしたほうがいいくらいのお値段になると思います」
うわー。じゃあ根性で頑張るしかないってことか。
気が遠くなったまま、お礼を言って電話終了。
鍵自体は開いていないからなあ。見たところ鍵を変えるのは容易ではなさそうな構造をしているようだし。
このケースを買うときに「鍵の数字を忘れると開かなくなりますから変えないほうがいいですよ!」と注意を受けたわけですが、こういうことになるからだと身をもって実感しました
でも私は自分の意思では設定変えてないよ!(笑) なにかのはずみで変わっちゃったけどさ!
気を取り直して深海さんと夕食をとりに行くことに。
「えーとえーと鍵の数字が9までで3個あるから、9かける3かける3?」
「9の3乗だから729通りですね」
計算が苦手な飛良さんがまごまごしていると深海さんがさっと答えを出してくれる。
「……うわー。しかも0から9までだから全部で10になるんですよね。ということは10の3乗だから」
1000通りですね」
ぎゃふん!
1000か! 1000もあるのか! それいつになったら開くんだよ!
ますます気が遠くなってきた!
時間も時間なのでとにかく目に入ったところでうどんを食べることに。
というか深海さん、相当お疲れで明らかに口数が減っていました。
あー……最後の階段が特にきつかったからなあ。無理させてしまって申し訳なかったです。
自分だけだったら無理するのはいいのですが、他の方と一緒にいるときはちゃんと気遣わないといけません。
食事後は深海さんとお別れ。
お気をつけてと駅で見送りましたが、深海さん、明日は起きれるのだろうか
さすがに行き倒れはしないだろうけど、月曜日は仕事だそうだから明日は休んでもらったほうがいいような。

ホテルに戻った後は疲れたのでベッドでごろごろ。
ひとしきりごろごろしたあとで気は進まないが鍵開けに挑戦することに。
鍵が開かないことには荷物の中身もどうしようもない。
「すみませーん、ペンチ貸してくださーい」
早 速 壊 す つ も り か !
フロントの人に怪訝な顔をされましたが、ケースが開かなくなったのでこじ開けたいですと言ったら貸してもらえました。
半分くらい本気で壊すつもりでありましたが、まったく挑戦しないのもいけないですので、本来セットしていた番号から地道に試すことしました。
かちかちと数字をあわせながら時間はあるのでサイトのネタでも考え……がちゃ。
数回目であっさり開いた
「……ええー」
あまりにもあっさり開いたので喜ぶよりも先に腹が立ってくる。
なんなんだよう! こんなにあっさり開くなんて今まで騒いだのがアホみたいじゃないかよう! 確かに私は本物のアホだけど!
深海さんとお店の人に鍵が開いた報告とお礼とお騒がせしたお詫びを伝えます。
こうして無事に中の荷物も出し入れができるようになったので、まただらだらしつつ世界ふしぎ発見を見てから10時半には就寝。
いつものことですが飛良さんは旅行にいくとたくさん歩いて運動し、夜は早く寝るので絶対普段より健康的な生活をしています。

00:01

鎌倉一日目 「平穏なのはいいことだ」

2006.10.26 | Category 旅行記::鎌倉

自分の人生に起きたネタの数で相手を負かしたところでむなしいことだと気が付いた鎌倉旅行記第3回。
秋風が身にしみます。
今回はこれといったネタもなく、平穏に観光を楽しんでいたところなので普通の観光場面をお届けの予定です。
それがあるべき姿なんだよと言われたら反論のしようがございません

鶴岡八幡宮の近くで昼食をとることにしました。
そんなわけで、手持ちのチラシで割引のきく店屋を見たのですが。
「……住所だけじゃわかりませんね。どのへんかすらわからない」
全然役に立ちませんでした
どこだろこれ。せめて地図をついていればまだ探しようもあるのですが。
とりあえず食べるところに困らないのはありがたいです。
ざっと店先を眺めてみました。
結構高いな。まあ仕方ないか、観光地ですし。
なんとなく関東は物価が高そうなイメージがあります。
とりあえず手ごろな値段のところに入ってハヤシライスを食べました。
「肉、大丈夫なんですか?」と深海さんに気遣われましたが、大丈夫大丈夫。
食べようと思えばなんとか食べれるぐらいに飛良さんも進化しました。
昔は口に入れた次の瞬間吐いていましたから。でも今でも時々なみだ目になってえずきますけど。
あんなに肉を食べたのは数年ぶりです。
紅茶がおかわり自由だったのでまったりするのにはよさそうなところでした。
深海さんがこのへんは雰囲気を作っている店が多いですねと周囲を見て言っていましたが、観光地だからなあ。雰囲気を求めてくるお客さんが多そうです。

次はバスで北鎌倉へ。
今回は深海さんの「私は大仏と武器屋さえ行ければあとはどこでもいいですよー」というお言葉に甘えて、飛良さんは遠慮なく自分の行きたいところを選んでしまいました(えー)
いや、自分でも悪いなあとは思ったのですが、それでいつまでも譲り合っても時間を無駄にするだけだけだもんな、決めていいっておっしゃるならばさっさと決めてしまえと。
北鎌倉は観光客はそれなりにいますが、鎌倉駅や鶴岡八幡宮の喧騒と比べれば随分静かで落ち着いていていいところでした。
やはり静かなほうがゆっくりできていいですね。
雰囲気はこちらのほうがよかったです。

アップロードファイル 77-1.jpg

最初は円覚寺へ。
あとで知ったことなのですが、「えんがくじ」と読むそうで。
沖縄に行ったときに見た円覚寺は「えんかくじ」と読むのでそのまま同じ読みだと思い込んでいました。
ちなみに沖縄の円覚寺は戦火で焼失してしまい、入り口の門と池こそありましたが、それ以外は何も残っていません。その後ろは礎石にブルーシートをかぶせているだけだったのでせめて観光名所でブルーシートは勘弁してくれよ思ったのを今でもしっかり覚えています。

アップロードファイル 77-2.jpg

円覚寺は元寇の犠牲者を弔うために建てたお寺だそうです。
禅宗のお寺は今までほとんどいったことがなかったので見るものがいろいろ目新しくて楽しかったです。
山を崩して土地を広げたと思われるのが見ていてわかりました。
鎌倉は山に囲まれた土地だと実感できます。

アップロードファイル 77-3.jpg

次はとことこ歩いて明月院へ。
ここもバスに乗るより歩いたほうがずっと早いですね。
道案内も出ているので迷うこともありません。
鎌倉は狭いところにいろんな名所が固まっているなあ。土地そのものが狭いのもあるのでしょうが。
明月院は紫陽花で有名なお寺なので、そのぶん紫陽花の時期はとんでもなく人が多いそうで。
規模としては地元のあじさい寺として有名なところとそう変わらないような気もするなあと思ったりもしましたが、実際に咲いているところを見るとまた違うんでしょう。
丸い窓の向こうの庭園は紫陽花ともみじの時期には特別に公開しているのだとか。
機会があれば見てみたいものですが、それもまた人が多そうだ。
このときは紫陽花ももみじもシーズンではなく、観光客は少なめなのでのんびり見れました。
思ったよりもこじんまりしていて庵みたいなところでしたが、もともとのお寺はもう廃絶してしまったそうです。
だから寺ではなく院なんですか。

アップロードファイル 77-4.jpg

ここで初めて待望のやぐらを見ました。
やぐら! やぐら! すげー! でかー!
飛良さんのテンションがなぜか上がる。
やぐらって鎌倉特有のお墓のことなんだけどな!
岩をくりぬいて作った穴の中に小さな石塔があります。それがお墓なのだとか。
崩れるからとあまりそばには近寄れませんでしたが、明月院やぐらも十分見ごたえがあって面白いなー。満足でした。

またてくてく歩いて今度は建長寺へ向かう。
やぐらをみて触発された飛良さん、楽しくなってきてうきうきしながら「この辺の山の中を歩いてみたら面白いものがたくさんありそうですね」といったら深海さんに信じられないものを見るような目で見られました。
飛良さんのキャラが固まってきました。

20:52

鎌倉一日目 「美的センスの違いを感じる」

2006.10.23 | Category 旅行記::鎌倉

うっかりしてたらさらされてしまったのでフェードアウトもできず、引っ込みがつかなくなったような気がする鎌倉旅行記第2回。
しまった、化けの皮をかぶってねえ!(なにを今更)
あ、飛良さんネタにまみれてないよ。それ誤解だよ、平々凡々に生きてるよ。

8月の群馬で思い出したのですが、あの時は確かやっとこさ地元に帰ってきて新幹線を降りて電車を乗り換えてがたごとゆられていたら横から女の子の悲鳴が聞こえてきたんですよ。
なにかと思ったらおじさんが倒れてました
車掌さんや駅員さんが来て大丈夫ですかーどこまで乗っていくご予定でしたかーとかやってるし、次の駅に止まったときには「急病人が出たのでしばらく停車します」とか放送が流れるし。
飛良さん、思わず遠い目をして「またか……」と思ってしまいましたよ。
ここまでこればもう何も無いだろうと思っていたのにネ!
見たところ、そのおじさんはなんとか大丈夫そうだったのはよかったですが。
数年前に長崎に行ったときは天候の関係で長崎空港に着陸できずに急遽佐賀空港に着陸したこともあったんだよな。
そのときは航空会社の手配でタクシー代から長崎までの電車代まで出してくれたので金銭的にはかえって得したくらいだったのでいいんですけど。
なーんだ結構あることじゃん、じゃあ別に電車が遅れるくらいたいしたことでもないかーあはははーと言っていたら「なんでそんなにいろいろ起きるの? 私そういうことに遭遇したことないよ」と会社のパートさんに言われました。
いや、なんでなにも起きないんですか?
私にはそちらのほうが不思議なんですが。

まあそんな余談はどうでもいいのであっちにおいておく。
深海さん(さらされたのでわざとらしい伏字にする必要もなくなりました)と合流したので、まずは鶴岡八幡宮に行くことに。
バスで行きますか、歩いていきますかと尋ねたところバスがいいとのことだったのでバスで行くことにしました。
結論。
歩いたほうが早かった。
鶴岡八幡宮までバスの停留所が2つくらいあったんですよ。
だから距離があるかなあと思ったんですよ。
でもそりゃそうだよな、バスに乗らなかったら街灯もない真っ暗な道を延々30分歩かなきゃならない田舎を基準にして考えちゃいけなかったな!
せっかくガイドブックを買ったんだからちゃんと地図で縮尺を確認すればよかったですね。
500メートルくらいなら歩いても問題はなしと。
あれが段葛かーと参道を眺める。
気を取り直して、まずは深海さんが会社の人から頼まれている鎌倉限定のご当地キティを買うことに。
「へーキティですかー」
「ええ、着物を着ているだけのはよくあるからやめてくれと言われています」
「ふーん。そういうものなんですか?」
飛良さん、キティはどうでもいい人なので選ぶ深海さんの横でみやげ物を見ているだけ。
鎌倉キティは義経、弁慶、大仏、紫陽花がありました。
あとは翌日に見つけたのが湘南限定の海っぽいキティ。
「深海さん深海さん、サザエかぶったのがいましたよ! これいいですよ!」
「あ、本当ですね、サザエかぶっていますねー」
サザエキティ、深海さんに華麗にスルーされる
お気に召さなかったどころかまったく眼中に入ってない。
えーバカっぽくてこれが一番いいのになあと思いつつ、飛良さんのセンスはどっかおかしいのは自覚しているので黙っておく。
ご当地キティは今では数え切れないぐらいたくさんあるそうです。
よくコレクションする気になれるなあ。私は数を聞いただけで嫌になった。

アップロードファイル 75-1.jpg

キティを買って、それから鶴岡八幡宮へ。
源氏の崇敬の厚いお宮ということで有名なのでこれははずせないだろうと。
以前鎌倉に行ったことのある友人から「早朝、人気のない鶴岡八幡宮に行ったときは感動した。大銀杏の陰に公暁がいたんだと思えて」と聞いていたので楽しみにしていたのですが、やはり人が多くて感慨ふけるどころではなかった。
舞殿、拝殿は修復なのか工事をしていたが少し残念。
社殿は塗りなおされているから新しく見えるけどいつくらいのものなんだろう、八幡神は海の神さまらしいけど実のところはよくわからないんだっけと不勉強なのでわからないことだらけです。
てくてく歩いていると白無垢を着たお嫁さんがいました。
めでたいことだなと眺めつつ参拝。
せっかくなので拝殿の横にあるちょっとした宝物殿にも入ってみる。
鳩は八幡神の遣いとされていて、神聖視されていること、八幡宮の額の八の字が鳩になっているをここではじめて知る。
へー、それで鳩サブレなのかと納得。
会社にお土産の鳩サブレを持っていったら「なんで鳩なんだろうね」と言っていたので以上の話をしたら「また飛良さんおばちゃんみたいなことを知ってるね!」と言われた。
おばちゃんでも鳩のことは知らん人もいるだろ! もうちょっと他の言い方あるだろ!
おばちゃんと言われて怒るのはおばちゃんの証拠だということもあり、飛良さんは顔で笑って腹の中で毒づくだけで終わらせましたが。
他にも状態のいい中世の着物が残っていたのはすごいなあと。
本当によく残っていたものだ。
緑が多く気持ちいいところでしたが、深海さんがものすごい虫を嫌がる。
見ていていちいち過剰に反応するので面白い(ひどい)
聞いてみると蜘蛛がダメ、蜻蛉がダメ、蝶がダメ、蟻がダメ、爬虫類がダメ、それではほとんど全滅ですかという勢いだ。
確かにまじまじと触覚や間接の動きを見ているのは気持ちいいものではないが、蜻蛉なんてかっこいいほうだと思うんだけどなあ。
蜘蛛は見てる分には平気なので気にも留めていなかったが、確かに蜘蛛の巣がたくさんある。
小さい頃はよく蜘蛛の巣に棒切れを突っ込んで糸を巻きつけて「綿あめー」とかやったり、地蜘蛛の巣を引っこ抜いてはよく遊んだもんだ。懐かしい。
しかし飛良さんなんて可愛いものである。
これが私の父親やその上の世代になるともっとすごくなり、「蜂の子は見た目を気にしなければいける」「田んぼにいた貝(タニシみたいな奴らしい)をよくとって食べた」「蚕は結構うまかった」と次から次へとゲテモノ食い話に発展する。
虫と食料がイコールで結ばれているのだから恐ろしい。
これは育った環境が違うからとしかいえないだろうな。
田舎では虫で騒いでいたら生活できない。
飛良さんはカタツムリが苦手ですが、これは小さい頃飛良さんが大量のカタツムリを虫かごに突っ込んだのはいいが面倒を見なかったので(子どもなので興味が長続きせず、飽きっぽい)死なせてしまい、そのことでじいさんにど叱られた挙句その大量のカタツムリの死骸を頭の上にひっくり返されたのが強烈なトラウマになったからです。
そりゃ泣くよね。嫌いにもなるさ。

アップロードファイル 75-2.jpg

話がそれまくった。
本殿を参拝したあとは境内にある鎌倉国宝館へ。
そこまで行くまでにいろいろな式内社を見ていく。
実はこういった式内社にマイナーな神様が祀られていてそこにこそその神社の個性が炸裂していることもあり、見ているととても面白い。
もっと時間があればゆっくり散策できたんだけどな。
うろちょろしすぎて関係者以外入っちゃいけないような結婚式のところに出ちゃったりもしましたが(もちろんすぐ引き返した)
そして鎌倉国宝館は関東大震災で文化財も大きな被害にあったことにより、文化財を保護するために建てられたものだそうで。
板碑(いたび)いいよなー、蓮と梵字のデザインがかっこいいなーと眺める。
私の住んでいるところでは見かけないもので、群馬に行ったときに郷土資料館で初めて知りました。関東にはたくさんあるものなのかな。
ちらっと調べたところ、鎌倉から室町にかけて供養のために盛んに作られたもので、関東のものが有名ですが全国に分布しているらしい。ふーん。
舞楽面もかっこいいな! ポスターになっているだけあって陵王特にかっこいいよな! 菩薩面もいいよな! ポスターもらっちゃえ!
と飛良さん楽しんでいたら深海さんは舞楽面を「怖い」の一言でばっさり斬って捨てました。
えええー!
かっこいいと思うんだけどなあ。陵王。
じゃあその面を部屋に飾っておきたいかと聞かれたら迷わず嫌だと答えますけども。
それはそれ、これはこれ。インテリアと文化財はまったく違うので飛良さんは矛盾してない。
かっこいいかっこいいと言ったらまた深海さんに引かれるかもしれないと思って飛良さん適当にお茶を濁しました(えがお)
他にも仏像や日本刀、矢、文書や絵巻を見たり。
深海さんは螺鈿細工が気に入ったご様子。
うん、螺鈿はきれいなので飛良さんも好きです。
飛良さん、イロモノだけが好きではないですよ(さりげなく問題発言する)
螺鈿細工は値の張るものはとことん張りそうですが、それっぽい細工のアジア風のサンダルや雑貨なんかもちょこちょこ見かけますね。
そんな調子ですごしていたらいい時間になったので次は昼食をとることに。

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