連休は読書がはかどるなー。
最近は仕事が終わった後だとぐったりして本を読む気力と体力を搾り出すのも難しい。
というわけでまとめて読書記録。
一冊一冊細かく書こうとすると時間がかかるのでもうこれからはまとめて数行で書いてしまうことにする。
山崎和樹 「草木染 四季の自然を染める」 山と溪谷社
草木染めの本。
染料の種類と染めの色見本が中心。
染め方についてはちょろっと触れている程度。
家庭でできるようにということで簡単な内容になっている。
使用している媒染(発色の手助けして、色素を定着させるためのもの)は手に入りやすいアルミと鉄のみ。
さすがに錫や銅は処理が大変だし、廃液を垂れ流すわけにはいけないからなあ。
家でもできるように買ってみたんだけど、これならもうちょっと濃い内容のを買ってもよかったかな……
染色で使う鉄の作り方が書いてあったのはよかったんだけど、隅っこに小さく書いてあったから最初はぜんぜんわからなかったよー。
私みたいなど素人がどんな染料があるかなー、どんな色が出るのかなーと入門書として読むにはいいと思う。
ちなみに草木染という言葉は新しく、山崎斌という人が科学染料で廃れてしまった天然染料による染物のよさを多くの人に知ってもらおうと昭和に考案した呼称だそうな。
多くの人に使ってもらいたかったから商標登録をとらなかったらしい。
だから草木染という言葉をあえて使わない作家さんもいる。
著者は山崎斌の孫だそう。
吉岡幸雄 「日本の色辞典」 紫紅社
名前のとおり色辞典。
著者は染色家であり染色の研究者でもあるのでいろいろな文献から古代の色を再現し、その色見本を色の名前の由来とともに載せている。
色の薀蓄はもちろん、布を染めるのに使った染料と媒染が載っているのでありがたい。
青を染めるのにはやっぱり藍しかないんだなー。
青がほしいなあと思ってるんだけど、藍はいろいろ大変そうなイメージが。
まあ、今ならわざわざ建てんでも手軽にできる方法はいくらでもあると思うけど。
そして緑を染めようと思ったら藍に黄色をかけるしかないと。
こういうのを調べていくと本当に昔は色を得るのは大変だったとよくわかる。
吉岡幸雄 「日本の色を染める」 岩波新書
図書館で借りてきた。
これを読めば染色の歴史がとりあえず一通りわかるんじゃないかなーと思って。
前出の「日本の色辞典」とかぶる内容もあったけれど、時代ごとの色についての価値観がわかってよかった。
……これのどこが数行だ。