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蘇芳のれん 2

2008.04.29 | Category 染め

昨日と一昨日の倉庫引越しでひたすらラインテープをはがしていたら腱鞘炎になるかと思った
手に力が入らないから箸はまともにまともに持てないしゲームのコントローラーは操作中に転げ落ちるかと。
そんな状態でゲームなんかするなよとは自分でも思った。

今日は型染2回目だった。
やったことは糊作り、紗張り、型の配置決め、糊置き。
型染は糊で防染して、染まるところと染まらないところを作って模様を描くことになる。
もち粉とぬかを混ぜてこねて蒸してのりの出来上がり。
糊を蒸している間に型を補強するための紗を張った。
今回使ったのは紗をくっつけるための糊があらかじめついている洋型紙なのでアイロンでナイロンだったかテフロンだったかなんかそんな感じの名前の素材でできた紗をアイロンでくっつけて完成。
で、いよいよ布を張って糊置き。
糊を置くのは机の上に糊板(布がくっつくように障子を貼る白いのりを板にしみこませてある。板を霧吹きで湿らせてその上に布をぴんと伸ばす)の上に布を置いて、型の上から糊を乗せていく。
初めてなのでおっかなびっくりしながらやってきた。
案の定失敗したしな!(苦笑)
糊が型からはみ出して少しにじんじゃったー。
糊がにじむと模様がぼやけてしょんぼりになってしまう。
まあ最初はこんな感じかもしれないね。
失敗をして覚えていくしかないとは思っている。
糊はハエにたかられて食べられるそうなのでこれからの季節は難しいとのこと。
そして次回は2回目の着色の予定。

こんな調子で一日があっという間に過ぎていった。
お昼に工房の裏に生えている掘りたてのたけのこをホイルで包み焼きにしてくれたのを出してくれたのだが、これがめちゃくちゃおいしい!
掘りたてだからあくが出ていないのでそのまま丸焼きにして食べられるそうだ。
贅沢だなー。
新鮮だからシンプルに塩だけつけて食べるのが一番だった。
たまにはばあちゃんちに行ってたけのこもらってくるかな!
ばあちゃんちの裏山はいのししが出るようになったのでたけのこがあっという間に食べられちゃうようになったのが残念だけど。
通り道の新緑とつつじや藤がきれいだったし、川にはこいのぼりが飾ってあって車を運転しているだけでも楽しかった。
いい季節になったなー。
これで花粉さえなければ最高なのに。
そして明日は織りの体験に行ってくる。
それからまた日本刺繍の体験にも行く予定なので気がつけば手工芸三昧になっているなあ。

21:36 | Comment(0)

名古屋城の桜

2008.04.07 | Category 旅行記

アップロードファイル 282-1.jpg

今日はすごい雨だ。
雨よ桜の花を散らさないでくれという和歌があった記憶があるのだが、ここまで無常にどしゃどしゃ降るとそんな風流な気分にならない(笑)
昨日花見に行ってきてよかったなあ。
花見をしないと春が来た気がしない。

アップロードファイル 282-2.jpg

名古屋城でやっていた桜の日本画を集めた企画展もよかった。
生涯桜の絵しか描かなかった画家を桜狂というらしい。
織田信長の子孫、織田瑟々(おだしつしつ)という女性も桜狂の一人で、彼女が一生の間に描いた桜の絵が印象に残った。
若々しい桜から岩にしがみつくような荒々しい桜へ、さらには折れた桜になり、最後には憑き物が落ちたようなすっきりとした桜になっていって彼女の一生がどんなものだったのか垣間見える。

とうとうiPODを買ってしまった。
nanoにしたんだけど、手持ちのCDの量を見てclassicのほうがよかったとちょっと後悔してる(笑)
あとはMDからデータを吸出してパソコンでも読み込めるファイルに変換しないと。
インターネットで調べたら簡単にできる機器も出てるみたいだし。

21:17 | Comment(0)

型彫り完了

2008.03.30 | Category 染め

花冷えだなー。
今週末は桜が見ごろというので見に行こうかと思ったのにあいにくの雨。
ならば昨日行っておけというのがごもっともだが、昨日は仕事だった。無常。

型彫り完了ー。
この後は紗張りをして型が完成。
渋紙の場合は絹の紗をカシュー(カシューナッツでおなじみのカシュー。漆に似ている)で貼り付けるそうだが、洋型紙にはすでに糊がついているのでナイロンの紗をアイロンで貼り付ける。
カシューは手がかぶれる人もいるそうで。それも漆と同じだなあ。
あと家でやるのは足し布をつけることと、のれんのデザイン。
シンプルなのにしようと思うのだけど。

それと、前から買ってあった布を消費するためにも袋の中でばらけがちな小物をまとめるための巾着と簡単なサブバックでも作ろうかと思って布の地直しをやっていた。
しかし足りないものを買いに手芸センターに行ったら結局布を買ってきてしまいまた増えたが。

あと、刺繍をやってみようかと思って日本刺繍の本を物色。
展示会で見た刺繍の帯がよかったのでやってみたいと思って。
染だけだと平面なんだけど、刺繍が入ると陰影ができていい感じだった。
探してみたらそこそこ行きやすいところに日本刺繍の教室もあるみたいだったので一日体験とかにも申し込んでみようかと検討中。うーむ。
織りもやってみたいし。
「あんた時間あるの?」と突っ込まれているのだが。
時間はまあ、ひねり出そうと思えばたぶん何とかなるよ、たぶん……
要はやる気と資金の問題であって。
こまごまとした道具を買い揃えたら結構な出費になってしまった。
一通りそろってしまえばあとはいいんだけど。

しかし問題は作ったあとのものをどうするかということだ。
染めの展示会に行って再度痛感したことなんだけど、作品と実用品はまったく違う。
天井の高い、広い展示室で見栄えがするのは大きな作品だけど、それが実用性があるかというと微妙だなと。
大きな反物は切って座布団カバーにすると言っていたっけ。
その辺のことは実際に物ができてから考えるかな。

20:27 | Comment(0)

美文字トレーニング

2008.03.24 | Category 感想メモ

届いてから放置していた美文字トレーニングに着手。
ちょこっとだけやってみたらゲシュタルト崩壊。
お手本を見つつできるだけ整った文字を書こうと何度も書いては消しているうちに「あれ? この字ってこんな形だったっけ? そもそもこれでよかったのか?」とわからなくなった。
そんな調子でやってみたけれど結構面白かった。
気になる美文字効果はあるのかないのかまだわからないが。
こういうのは短期間で効果が出るのか微妙だし。
文字の判定基準は字を構成する線の配置、長さ、角度、隙間などのバランス。
きれいに見えるバランスを身につけさせようという意図で作られているから、きれいな文字がどういうものなのかわかりやすく、とりあえずそこに気をつけて書けばそれなりの点はくれる。
自分の字の悪い癖も何度も書けば大体同じところを指摘されるのでわかるようになる。
あとはそこを改善していけばいいというらしい。
解説は「滑らかに書きましょう」とか使い回しが多いのでちょっと不親切に感じることもあるけど。
あと、書き順が違っていると文字が認識されないのできれいにかけたと思っても書き順の性で採点されなかったとか(笑)
わかっているようでわかっていなかった書き順を身につけるのもいいかも。

ちょっと触ってみた感触では一番期待している字が上達する効果はあるんじゃないかな?という感じ。
そして肝心の美文字力は私は中の上だった。
思ってたよりもいい評価だなー。もっと悪いかと思ったんだけど(笑)
結局字は丁寧に書きましょうということか。

22:53 | Comment(0)

北斎展

2008.03.23 | Category 感想メモ

今日は一日友達と遊んできた。
朝一番に美術館に行き、企画展を見ようとチケット購入の列に並んでいたら通りすがりの見知らぬ女の人が「一枚余っているのでどうぞ」と招待券をくれたので友達と二人でびっくり。
いいのかなあと思いつつ、ありがたくいただきました。
こんなこともあるんだな。
企画展の北斎展は見ごたえありすぎて楽しかった。
オランダの博物館に収蔵されていた北斎と北斎一門の肉筆画は西洋画の画法で描かれていて新鮮だった。
北斎というと浮世絵や日本画のみかと思っていたから珍しい面を見れたのはよかった。
富嶽三十六景も全部見れた!
神奈川沖浪裏(北斎といえば真っ先に思い浮かぶ波と富士山の絵)は思ったよりも小さかった。
浮世絵だからあれくらいの大きさが当然なんだろうけど、迫力があるからもっと大きい絵なのかと思っていたんだけど。
そして構図の発想がすごい。
奇抜なんだけどしっくりくる。
普通じゃなかなか思いつかない構図だと思う。
図録は山口県立萩美術館・浦上記念館と東京都江戸東京博物館が収蔵しているのを両方載せていた。
浮世絵の落款が違うし、絵の色合いも微妙に違っている。
版画だからそういう違いがあるんだなー。
それにしてもあれだけの作品を残している北斎のエネルギーはすさまじい。
作風だって日本画に限らず西洋画にも手を出しているし。
現存している作品でもあれだけあるのに生涯でいったいどれだけの絵を描いたんだろうか。
ピカソは絵を一万枚描けば画家になれると語ったそうだが、本当にそんな感じ。
一人の画家にスポットを当てた企画展でもだいたい同時代の人の作品もけっこうあるものだけど、一人の人間の作品のみの企画展というのはすごいんじゃないだろうか。
のたのたとゆっくり見ていたこともあって全部見るのに3時間半くらいかかった。

そのあと昼ごはんに食べたトマト麺の中に唐辛子が一本トマトにまぎれていたので気づかず食べてしまい舌と喉をやられて死にそうな目にあったとか、買ってきた図録を忘れて慌てて探したら親切な人がインフォメーションに持ってきてくれていて無事戻ってきたとか、これだけいろいろあった一日だからあたるかもしれないとくじ引きをしたらいつもどおりはずれて残念賞だったとか飽きない一日だった。
友達と染めと織りの話もできて楽しかったー。
やっぱり本職でやっている人の話はすごいな!
いい刺激になった。
そして買い物で小さめのノートを買ってきた。
これで染めの製作過程のメモをつけていくつもり。

21:35 | Comment(0)