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遠回り

2007.06.24 | Category 染め

ここ一週間は別に仕事でへろへろになっていたわけではなく(いや、なっていたのだが)、また別のことに手を出そうと思っていてそっちに頭がいっていた。
染色やってみた→どうせなら自分好みの素材がほしい→自分で織ればいいのか!
布染めたはいいがどうするよこれ→自分で好きなものに仕立てればいいのか!
布がある→刺繍ができたらできることの幅が広がるだろう→自分でやってみればいいのか!
染色やってみた→浸染だけでなく型染もやってみたい→ペーパークラフトで練習してみるか!
お前いろんなことに手を出しすぎ
ただ単に自分の部屋を飾るための暖簾がほしかっただけなのにえっらい遠回りしているな。
いきなり芽が出るとは私も思っていないので気長にのろのろと続けていけばいいや。
なんたって家庭科にはまったく興味がなかった人間だからな!
刺繍の本を買ってきたら母親のほうがよほど詳しかったし、食いつきがよかった。
ばあさんは和裁やってた人だしな。
そこからみれば私など落ちこぼれだ。
仕事と違って上達の速さや熟練度を他人と競わなくていいのは趣味ならではの利点ではある。
その気になってやってみれば誰だってたいていことはできるようになるはずだ。
初心者こそ道具にこだわれというのは正しいと思うが(確かにいい道具はとても使いやすい)、やっぱりやめたと言い出しかねないので100均で必要なものを適当に買ってきては試している。
今はちまちま画用紙を切り抜いている。
比喩抜きで錆付いてたデザインカッターよ甦れー(かつてトーンを切っていたヤツ)
しかし体調が悪ったとはいえ300グラムを染めただけでへろへろになるとは。
体力がなさ過ぎるな! 今はやりのビリーで体力はつきますか軍曹!

しかしここ、広い意味では創作サイトだが小説サイトからは離れていっているな。
そろそろ料理に開眼してくれると助かるのだが。主に生活面で。
だけど結局自分の人生経験が薄っぺらなのにいい文章なんか書けないよと最近つくづく思ったのでこういう遠回りもきっと必要だ。

今までの話にまったく関係ないが住民税怖い。
怖いよー怖いよー愚民からむしりとれるだけとっていく気だよー。

21:03

一生一色

2007.06.24 | Category 読書記録::手工芸

志村ふくみ 「一生一色」 求龍堂

染色作家のエッセイ。
植物や蚕の命の温かさや重さについての言葉はひたむきに取り組んできた人だからこそ重さがある。
女性ならではの丸さ、柔らかさ、豊かさが出た文体は読んでるだけでこちらも豊かな気分になる。
昔はこういう女性的な文章は好きではなかったが好みもずいぶん変わったものだと思う。

20:49

北方民族 歌の旅

2007.06.24 | Category 読書記録::民俗

谷本一之 「北方民族 歌の旅 」 北海道新聞社

北方民族の芸能についての民族学の研究書ではなく、フィールドワークをする中で著者が見聞きしたことや感じたことが中心。
少数民族として迫害されて自分たちの歌を歌うことを禁じられたこと、どうやって文化を伝えていくかという難問が見えてくる。
いろいろと考えさせられることが多い。

20:37

空と海と紫陽花と

2007.06.16 | Category 旅行記

アップロードファイル 194-1.jpg
今日は紫陽花を見に行った。
梅雨入りしたというのに馬鹿みたいな晴天で暑かったよ。
紫陽花も雨が降らないせいかしょんもりしおれていた。
去年は大降りの中の干渉だったので閉口したけれどやはり紫陽花には雨が似合う。

アップロードファイル 194-2.jpg
海が近かったから海まで行ってきた!
興味がなければものを右から左に動かすのも嫌がるのに興味さえあれば無駄に熱い行動力を発揮しますな。

アップロードファイル 194-3.jpg
だらだら一人でいろいろ散策をしてきて楽しかったです。
織りの体験教室を見つけたー
博物館と海洋科学館も見つけたー
今日は時間の都合でどれもいけませんでしたが今度時間を見つけて行ってくる。

22:03 | Comment(0)

民俗学がわかる。

2007.06.10 | Category 読書記録::民俗

「民俗学がわかる。」 朝日新聞社

またもやムック。
発刊が97年と10年前なので情報が古いんじゃないかなあと思いつつ読んでみたが、内容が濃くて面白かった。
よくある雑学程度のムックではなく、内容がしっかりしているのでよみごたえがある。
研究者が自分のテーマについての解説、有名な民俗学者の紹介、隣接分野とのかかわり方、民俗学の大きなテーマ、本の紹介が大体の内容。
いろいろな人が寄稿しているので対立している説やいろいろな観点を知ることができる。

ヨーロッパのフォークロアと同じく、日本で民俗学が発生したのは近代化により古い慣習や伝統が消えつつある状況だったからだそうだ。
民俗学が伝統を取り上げることによって逆説的に日本文化とはこういう
ものだと近代化の波にさらされる人々に植え付けた。
では、近代化が終わり古い慣習や伝統がなくなった今は民俗学も終わるのか? 今後どういう方向で研究をしていくのか?という問いに対して研究者として携わっている人たちから回答が読めたのはよかった。

あと、民俗学の祖である柳田国男についての論考が多い。
賛同にせよ批判にせよここまで語られる柳田の知の巨人っぷりはとんでもないな。
日本人は稲の文化というのを植えつけたのもこの人が大きいんだよなあ。
フレイザーは死んでも柳田は死んでいないというのが印象に残った。

まったく話は変わるけれど飛良さんはフレイザーの王殺しでごはん3杯いけます。

20:13